のと風ふぁ〜むについて

初めまして。
のと風ふぁ～むの農園主 水野早乙美(さとみ)と申します。

世界農業遺産に日本で初めて登録された能登半島。
豊かな里山・里海、そしてこれらを何世代にもわたり守り繋いできた能登の人々。

父と先祖が眠るこの地に不思議なご縁で導かれ、
２０１７年に生まれ育った東京から移り住み自然栽培という
無農薬・無化学肥料・無除草剤・動物性堆肥不使用の環境負荷の限りなく少ない農業を生業とする
第二の人生がスタートしました。

能登の風のように強くしなやかに、自然に寄り添い共に生きる。
ブレない強い軸を持ちながら私にできる事をやり遂げたい。
こんな想いと共に「のと風（かぜ）ふぁ〜む」は生まれました。

のと風ふぁ〜むのヴィジョン

自然栽培という環境保全型農業を通して７代先の子孫にも胸を張って遺していける健全で美しい地球を再創造していきます。

のと風ふぁ〜むの使命

環境、そして人の心身の健康にとってより善い農産物や加工品を創り続けていきます。
これらをインターネットやSNSなどを使い積極的にプロモーションしていく事で、食・農に携わる立場から社会問題・環境問題に具体的にアプローチしていきます。

〜私の想い〜

私の根底にある想いをここで皆さんにシェアします。
私はこの半生でたくさんの地球上で起きている悲劇を目の当たりにしてきました。
それはすべて人間によって起こされており、その犠牲になっているのはとても純粋な生命達です。
純粋な人間の子供達、動物達、木々などの自然環境や母なる地球。

ここで正直に話しますと、私は加害者側である人間ですが、
人によりも犠牲になっている声を上げる事が出来ない存在達に幼少期から深く共感してしまう性質でした。

彼らの現在晒されている環境は地獄そのものです。
その実情を知って何も出来ない自分に人生で何度もなんども失望してきましたし絶望してきました。心と精神を痛めてきました。

そんな中でとある本に出逢いました。
ご存知の方も多いかと思います。

『ハチドリのひとしずく』という本で、
南米アンデスの先住民に古くから伝わるお話です。
森の火事に一滴ずつ水を運ぶ小さなハチドリ【クリキンディ】、
そのクリキンディに対して火事から逃げる動物達が「そんなことをして何になるのだ」と笑います。

それに対しクリキンディは、
「私は私にできることをしているだけ」と答えました。

この本に登場してくるクリキンディの勇姿に無知な私は救われました。

「私は私にできることをしよう！」と強く思ったのです。
今でもこの言葉は私の人生の座右の銘の一つです。

その智慧を元に、
以下の方法で私が栽培する(主に)ベリー類はご提供する方針でおります。

果物の中でも特にベリー類は収穫してからほんの数分で味はもちろんの事、エーテル体と言われる目には見えない氣（エネルギー）の部分が大きく変化してしまう繊細な食物です。

水野のいちご(ベリー)は人間の身体や精神にとって可能な限り有益となる形でご提供したいとの想いから、

基本的には
①収穫体験イベントでその場で召し上がって頂く
②収穫したてのいちごを加工場ですぐに加工品にする
③数量限定の予約販売は個々のお取引先様やお客様に水野のポリシーをご理解頂いた上でなるべくその日中に加工品にするか召し上がって頂く

という形を取らさせて頂いております。

このような方法で農作物を販売しているところは全国でも他にないかもしれません。 ですが、このような販売方法が未来の農の常識になることを私は心から願っています。

これは私にとっても農業の世界にとっても新しい挑戦です。その最初の一歩を共に歩んでくださる”同志”となって下さる方々と未来の地球の為に手を取り合い進んでいきたいと強く思っています。

水野 早乙美